韓国語の独学の方法について解説
「独学で韓国語を学んでいきたいけど、どうすればいいの?」という方のために、この記事では韓国語の独学について詳しく解説します。独学するうえで理解しやすく効果的な順番ごとに紹介していくので、順番に確認してみてください。これから韓国語の習得を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてみると良いでしょう。
韓国語の独学①韓国ドラマ・映画を見る
いざ韓国語の独学を始める際には、参考書やネットの情報を見るのではなく韓国のドラマや映画を繰り返して見てみましょう。「これじゃ勉強ではなく趣味になってしまう」と思ってしまう方もいるでしょうが、実は実際の会話を字幕で見ることはとても大きな効果を得ることができます。さらに趣味なることの方が効果は大きく、意味の分かっている言葉の言い回しを聞くことで脳に記憶しやすくなります。
内容の理解しているものを何度も繰り返してみることが大切で、最初は字幕ありで見ていきながら慣れてきたら字幕なしで見ると良いでしょう。ドラマのセリフで発音を覚えていくことによって、会話の抑揚を掴むことができるのでよりネイティブな韓国語を習得することができます。
韓国語の独学②ハングル文字を覚える
この項目ではハングル文字を独学で覚える方法を紹介していきます。ドラマ視聴である程度韓国語の発音が理解できるようになったら、ハングル文字の習得に進みましょう。また、これからハングル文字の習得を考えている方はこちらも参考にしてみてください。
ハングル文字の覚え方
ハングル文字の組み合わせはアルファベットよりも少なく、母音10種類と子音14種類の合計24種類のみです。そのため丸暗記する方法でも、やる気次第で1週間もあれば習得してしまいます。しかしそれでは効率が悪いので、実際に日本語の文章をハングル文字に直していきながら覚えていきましょう。
実際に自分でハングル文字を書き出しながら翻訳していくことで、文字ごとの発音を理解することができるのでおすすめです。この時に発音を照らし合わせて覚えるために、最初にドラマ視聴などでネイティブな発音を知っておくことが必要になります。
ハングル文字を覚える時の注意点
ハングル文字を覚えていくと必ず出てくるのが、「パッチム」と呼ばれる子音で終わる音の存在です。日本語には存在しない音なので戸惑うかもしれませんが、発音の仕方はドラマ視聴で習得しているはずなので気にせずに続けましょう。先にハングル文字を習得しようとすると、日本語では表すことができないパッチムの発音の違いにつまずく可能性があります。
韓国語の独学③漢字語を覚える
ここではハングル文字の習得が終わった後の、漢字語の独学について詳しく解説します。漢字語の簡単な覚え方や、漢字語を学ぶ際の注意点も紹介していくのですぐに実践することができますよ。これから漢字語を学んでいこうと考えている方は、この項目をしっかり読み進めていきましょう。
漢字語の簡単な覚え方
日本人が一番習得しやすいといわれている漢字語は、韓国語にもたくさん使われています。そのため漢字語をしっかりと理解することが、韓国語をマスターするためには欠かすことができません。漢字語を簡単に学ぶには、漢字で書いた単語をひとつずつハングル文字に直す方法が一番効率的です。たくさんの単語を翻訳していきながら、パッチムの法則を理解していくことで簡単に覚えることができます。
漢字語を習得する際の注意点
漢字語を習得する際に一番気を付けなければいけないのが、7種類のパッチムの発音です。ちなみに韓国語では7種類のパッチムがありますが、漢字語で使うことができるパッチムは6種類しかありません。パッチムの法則を理解することで漢字語の習得はとても簡単になるので、はじめに法則をしっかり把握しておきましょう。
韓国語の独学④発音してみる
ある程度の発音が理解できて、ハングル文字と漢字語を習得すれば、後は実際に韓国語を発音していくのみになります。ここでは発音していく段階で注意すべきポイントを紹介していきます。韓国語の発音をこれからおこなう方は、こちらを参考にしてみてください。
韓国語の発音時の注意ポイント
韓国語の発音をする際に一番気になるのが、本当にこの発音で合っているのかという点でしょう。特にハングル文字をカタカナに直して発音する方法だと、カタカナでは表せないパッチムの発音に悩んでしまいます。そこで韓国語の発音に挑戦する時には、ハングル文字から読んで発音するようにしましょう。
ハングル文字から直接読むことでパッチムもそのまま発音することができるので、正しく発音することが可能になります。また、発音をする際には恥ずかしがらずにネイティブな発音をすることに意識すると、きれいな韓国語を話すことができます。
まとめ
韓国語の独学はドラマの視聴から始めると良いことや、独学で効果的に韓国語を身に付ける順番がお分かりいただけましたでしょうか。韓国語は日本語と似ている部分が多い分、最初は理解しやすい言語になりますが、慣れてくると微妙な違いにつまずくこともあります。これから韓国語の習得を考えている方は、今回紹介した順番通りに学んでみてはいかがでしょうか。