韓国語をマスターする第一歩!絶対に覚えたい挨拶のフレーズ
韓国語に限らず、語学を学ぶ際にまず覚える必要があるのは挨拶です。挨拶なくして会話は始まりませんので、取っ掛かりとして覚えることで、その後の会話するための文法などにつながっていきます。今回は韓国語の挨拶について、絶対に覚えたい基本フレーズやバリエーションなどご紹介いたします。
韓国語の挨拶基本フレーズ
日本語の挨拶には「こんにちは」をはじめ、「おはよう」「こんばんは」「はじめまして」「さようなら」など数多くの基本フレーズがあります。それは韓国語でも同じで、同じ挨拶のフレーズが存在します。韓国語を学ぶ上で挨拶から学ぶというのは基本となります。様々な単語や文法を覚えなければ会話することはできませんが、会話の始まりやきっかけとなるのはまず挨拶からです。これは日常会話や旅行先での会話においても変わりませんので、挨拶を学ぶことから始めましょう。
韓国語を学びはじめて現地の方や日本在住の韓国の方と実践で会話をすることになった場合、とても緊張してしまうものです。とにかく勇気を出して第一声をはなつことが大きなプレッシャーになりますが、挨拶のフレーズさえマスターしておくだけで違います。初対面の方に対しての会話でも、挨拶から始めることでスムーズにその次の言葉が出てくるようになります。
そもそもコミュニケーションにおいて挨拶は欠かせません。挨拶をするということは当たり前ですので、相手の方から挨拶をされた場合には当然こちらも挨拶を返しますよね。そんな状況でも困らないように様々なケースでの挨拶フレーズをしっかりと覚えましょう。
挨拶のバリエーション①日常の挨拶
まずマスターするべき挨拶のフレーズは日常生活でよく出てくるものです。朝から夜まで生活する上で当たり前のように使う場面があるフレーズですので、韓国語を学ぶ第一歩として覚えましょう。
1つ目は「안녕하세요(アンニョンハセヨ)」です。日本語では「おはよう、こんにちは、こんばんは」と朝昼晩で使い分けをしますが、韓国語の場合には時間帯に限らずこのフレーズだけとなります。友人などの親しい間柄で使う場合には、「안녕(アンニョン)」という少し砕けた表現となります。
初対面の方に対しての挨拶である「はじめまして」ですが、韓国語では「(처음 뵙겠습니다チョウム ペッケッスムニダ)」といいます。自己紹介の際には必ず使いますので、韓国語を学び始めという方は特によく使うフレーズではないでしょうか。はじめましてやこんにちはと言ったあとですが、「元気ですか?」と尋ねるのはよくあるケースです。韓国語では「건강하세요(コンガンハセヨ)」といいますので、「こんにちは」に続けて使用するといいかもしれません。また、使う場面が多いにもかかわらず意外と忘れがちなのが、電話をかけた時やかかってきた時の「もしもし」です。「여보세요(ヨボセヨ)」という言葉となりますので、電話口での第一声に詰まってしまうことがないように覚えておくようにしましょう。
挨拶のバリエーション②お礼やお詫び
基本的な挨拶と共に欠かせないのが、お礼やお詫びをするときのフレーズです。何かをしてもらった際には「ありがとう」と言いますし、いけないことをしてしまったり迷惑をかけてしまったりした場合には「ごめんなさい」や「すみません」と言いますよね。これらの言葉がいざというときに出てこないと誤解を生んでしまいます。韓国語で何というのかをしっかりとマスターして正しいコミュニケーションが取れるようにしましょう。
「ありがとうございます」を韓国語では「감사합니다(カムサハムニダ)」または「고맙습니다(コマッスムニダ)」と言います。カムサハムニダは有名なフレーズですのでご存知の方も多いかもしれません。しかし、コマッスミダはあまり聞いたことがないかもしれませんが、実用性としてはコマッスムニダのほうが多い傾向にあります。それは使用場面の違いによるもので、カムサハムニダは授賞式などのかしこまった場面で使う感謝の言葉となります。コマッスムニダは少しカジュアルにありがとうと伝える場合に使います。さらに、ドラマなど日常的に使う場合には「고마워요(コマウォヨ)」ですし、友人や年下に対しては「고마워(コマウォ)」と、ありがとうという言葉だけでもこのように細かく変化します。
謝るフレーズである「ごめんなさい」ですが、カジュアルな「미안해요(ミアネヨ)」か、丁寧な言い回しである「미안합니다(ミアナムニダ)」のいずれかを使います。このように、間柄などによって若干変化するというのが韓国語の挨拶における特徴といえます。日本語の場合には大抵カジュアルと敬語の2パターンですので、覚える際に注意しなければならないポイントです。
韓国語にも敬語の挨拶はあるの?
日本人であればあまり意識せずに使用していることが多いかもしれませんが、日本語には尊敬語や謙譲語、丁寧語などの敬語の種類が存在しています。韓国語にも細かい敬語の種類が存在しているのか気になりますよね。結論としては、韓国語にも敬語(尊敬語)は存在しています。
日本語との違いとしては、両親や祖父母に対して使うか否かという点です。日本では基本的に両親や祖父母に対して敬語を使うことはありません。一部の家庭や義理の家族に対してだけではないでしょうか。それに対して韓国の場合、両親や祖父母に対して尊敬語を使うのです。正確には「目上の人かどうか」で判断されます。血縁関係にあっても目上の方であれば尊敬語を使う対象ということになるのです。
まとめ
代表的な挨拶である「アンニョンハセヨ」や「カムサハムニダ」だけでなく、韓国語には日本語と同じく挨拶のフレーズが数多く存在しています。そのどれもが日常生活において使用する場面があるので重要です。また、目上の人に対しては基本的に尊敬語を使用するという文化であるため、正しい使い分けができるようになることも大切なのです。正しく楽しいコミュニケーションを取るために、しっかりとマスターしましょう。