韓国語の勉強方法
韓国語の勉強の仕方がわからない…
近年は日本と韓国の距離はだいぶ近くなりました。韓国の芸能界で活躍する芸能人が日本に来日することも多くなりましたし、あるいは日本でデビューする韓国人も増えてきています。そうした世の中の流れを受けて、韓国に親しみを抱き、いつか韓国に行きたいと願っている方も多いのではないでしょうか。
韓国に行くにあたっては、やはり韓国語をあらかじめ勉強していた方が色々とメリットが大きいです。確かに日本からは添乗員付きのツアーがたくさん用意されています。しかし、そうしたツアーは既定のコースをたどるだけで、自由な時間は限られているでしょう。韓国語をマスターしておけば、添乗員の指示に頼らずに自分の力で韓国を旅行できるようになります。迷子になったら現地の人にたずねて目的の場所へ案内してもらえるでしょう。
とはいえ、韓国語の勉強をするのはそれなりの苦労が要ります。そこで今回は韓国語を学ぶ方法を紹介していきましょう。
まずは単語から勉強していこう!
日本にやってくる外国人の方からいきなり声を掛けられた経験をお持ちの方は少なくないでしょう。彼らは基本的には英語などで話しかけてきますが、時にはたどたどしい日本語で話しかけてくる方もいらっしゃいます。困っている方を助けたい一心で彼らの声に耳を傾けると、なんとなく言わんとしていることがわかった、ということはなかったでしょうか?
そういう時はたいてい、外国人が単語だけはしっかりと伝えられていたからこそ理解できたのです。言語は動詞や副詞など様々な要素で成り立っているものですが、一方で単語をつなぎ合わせればそれなりの文章ができることもあります。我々は単語をつなぎ合わせるための助詞や動詞を推測しながら補うことができるのです。
それゆえ、語学を学ぶ上でなによりも大切になってくるのは単語力なのです。まずは単語をしっかりと覚えましょう。最初に単語を覚えておけば、後になって高度な学習をするときに断片的ながら文章を読み進めていけるようになります。逆に単語力がなければ文章を読み進めずに学習が滞ってしまうでしょう。学習の進捗をスムーズにするためにも単語力は欠かせません。
フレーズをしっかりとおぼえておけば旅行では役立つ!
本屋などでは外国に行くにあたって役立つ言葉を紹介する本が多数売り出されています。現地の人と深いコミュニケーションをするためにはその本だけでは足りません。しかし、通りすがりの人を捕まえてコミュニケーションをする分には短いフレーズが載った本だけでも十分対応できるのです。それゆえ、まず旅行に行くために韓国語を覚えようとしている方は、単語の次にフレーズを勉強したほうがいいでしょう。
短いフレーズには語学学習のためのエッセンスがしっかりと詰め込まれています。先ほども挙げた単語を覚えていることもできますし、この言語の文法はこうして成り立っているのだ、ということをおおざっぱではありますが体感することができます。
また、CDなどが付属している本であれば、韓国語の発音も勉強することができるでしょう。単語を記した本を勉強した後ではフレーズがたくさん掲載された本を繰り返し読んでいくのが望ましいです。
教室に行くメリットについて
ここまでは独学で韓国語を勉強するにあたってのコツを見てきました。とはいえ、理想的には韓国語教室に行くのがベストといえるでしょう。
なぜかといえば教室に行く方があらかじめしっかりと韓国語をマスターした教員の方からアドバイスをもらえるからです。語学の学習に限りませんが、何かを学ぶ上で一番いいのはその道に通じた人から教えを乞うことといえるでしょう。教員の方はわからないことを聞けばしっかりと教えてくれます。
しかし、自分一人で勉強してはわからないことは時間を掛けなければわからないままです。また、教室に通うメリットとして他の生徒と学ぶことができる、というものが挙げられるでしょう。韓国語教室は一人で行うものもありますが、たいていはグループで学習スタイルが採用されていることが多いです。韓国語教室にやってきている生徒の方と仲良くなれば、お互いの勉強方法を教え合うことで切磋琢磨ができ、より学習も効率的に行えるようになります。
韓国語を共に学ぶ人が見つかるとなぜいいかといえば、お互いに韓国語のフレーズを練習し合えるようになる、ということが挙げられるでしょう。言語は常に使い続けなければ磨かれません。使い続ければ使い続けるほど言語のセンスは研ぎ澄まされていきます。日本では韓国語はほとんど使われない言語なので韓国語をしゃべる場はあまりありません。だからこそ韓国語教室という韓国語をしゃべる場所に行くことは大切なのです。
唯一のデメリットは料金がかかることですが、韓国語で何がやりたいか、という目的が明確になっているのであれば、お金を払う価値は十分にあるといえるでしょう。